にーはお、昨日、上海で開催されていたゲームのイベントも無事終わり、ほっとしています。毎度のごとく、初日の盛況ぶりに比べ二日目は閑古鳥が鳴いていました(笑
さて、みなさんは发票(日本でいう領収書に近いもの)にも偽物があるってこと、知ってますか?
ここ数年は、脱税に関する罰則が厳格化され、取り締まりも強化されていますが、未だに夜の店や個人経営の飲食店では、偽物の发票を発行する店が少なくありません(怒
最近は紙の发票ではなく電子发票を使用する店も増えてきましたが、まだまだ紙の发票を発行する店が多いです。
紙の发票の場合、税務当局が管理するシリアル番号が振られた白紙の发票を100枚、数十元で当局から購入し、専用の印刷機で印字して、发票を発行します。
日本のように文房具屋で売っている領収書の冊子に手書きで記入するわけではありません(笑
税金の申告時、課税対象となる収入は、発行した发票の合計額が収入となります。
逆に发票を発行しなければ税金計算上の収入はないということになります。
B2Bのビジネスであれば、納税額を低く抑えるため、売上計上時に取引先に发票を発行しないということはありえないですが、店舗のようにB2Cのビジネスの場合、顧客が发票の発行を依頼しない限り、基本的に店舗側は发票を発行しません。
店舗側は税金を支払いたくないため、財務当局が発行した本物の发票は発行したくないと考えます。
しかし、客から依頼された場合、発行しないわけにはいかないため、偽物の发票を発行するわけです。
ちなみに偽物の发票用紙はネットで普通に売っています(笑
用紙に振られた番号が偽物というだけで、紙の質や番号以外の印刷物は本物と見分けがつきません(怖
当然、偽物の发票は税金申告時にコストのエビデンスとして使えないため、財務上の費用として計上できなくなってしまいます。
しかし、发票の真偽を判定するツールがあります!
「八戒财税发票真伪验证」という、支付宝(アリペイ)アプリ内にある、小程序(ミニプログラム)です。支付宝アプリのトップページの上段の検索窓に上記の名前を入れて検索すると出てきます。
開くとこんな感じ↓↓
真中のカメラボタンを押すとQRコードリーダーが立ち上がるので、发票の左上のQRコードをスキャンします。
发票のこの部分をスキャン↓↓
本物の場合、发票が表示されます↓↓
偽物の場合、このように表示されます↓↓
稀に本物でもエラーが出る場合もあるようですが、この店、怪しいなと思ったら試してみてください!
KTVは店にもよると思いますが、だいたい納税意識は低いため、月末近くになると偽物を発行してくる店が多いので、要注意です。
本物をくれと言っても、来月発行するから待ってくれと言われるときもあります。
月末近くでなくても、何も言わないと偽物を発行されることが多いはずなので、必ず本物を発行してくれと言いましょう(笑