にーはお、今回はアプローチ編ということで、アプローチの方法や交際成立のサインについて、自らの体験をもとに書いていきたいと思います。
大部分は一般女性との交際にも相通じることですが、まずは自分の目的をはっきりさせた上で、相手を知ることがとても大事です。
中国の兵法書「孫子」の一節にもある、
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」
向かう相手の実情と自分の実力を正しく知ることで、負けない戦い方ができるという意味のことわざですね。
まず、向かう相手の実情については、過去の記事で書いてきた通り、我々の想像以上なことが多いです。
端的にまとめると
一、金には困っていないことが多い
ニ、日本人駐在員の特性を教えこまれている
三、本気のごとく疑似恋愛ができる
全員がそうとは言いませんが、三年も日式KTVで働いていれば、かなりのレベルに到達しているはずです（怖
舐めてかかると痛い目に遭うということです（笑
よく、中国滞在が長い人は春節明けが年間で一番のチャンスだといいます。九月に高校を卒業して、翌年の春節明けに「ピュア」が上京してくるからだと思います。ここ最近は、少し可愛くて、話が上手であれば、夜の仕事などやらずとも、動画コンテンツの配信で稼げたりするので、昔のようにはいかないかもですが（笑
次に自分の実力を知るということですが、彼女達から見て、今や日本企業の駐在員は決して金持ちではありません（涙
福山雅治みたいなルックスでない限り、金持ちでないオッサンなど価値はありません（痛
また、多くの駐在員は３年から５年程度で帰国します。彼女達から見れば、末長い付き合いなど考えるはずもなく、こちらもそれが前提として考え、行動するべきです。
さて、前置きがえらく長くなってしまいましたが、彼を知り己を知ることができたとして、まずは、ターゲット選定です。
ポイントは最初から一人にターゲットを絞らないことです。比較してみないことには、本来、いいか悪いか、わからないはずです。一般女性の場合、まず、出会うことから始める必要があるため、比較することは現実的に難しいですが、KTV嬢の場合、最初から出会っている状態からのスタートなので、実際に話して比較することができます（笑
ターゲットを絞った後は、ようやくアプローチですが、まず、気に入られる努力をすることからです。
焦って交際を申し入れても「お店彼氏」になるだけです（笑
気に入られることというと、高いワインを入れたり、足繁く通うことを考えがちですが、中国において、金持ちなど山ほどいるため、大枚をつぎ込むことは実はあまり差別化にはなりません。中国人の中小企業の社長にかなうはずもありませんし（笑
ポイントは他の客が言わなさそうなことを言ったり、連れていかなさそうなところへ連れていくことで、他と違うと思わせることです。かわいいねとかスタイルいいね的なことは口説こうと思ったら誰でも言いそうなことですよね。そうではなく、内面的なことだったり、本人も気がついていないようなところを観点を変えて褒めてあげると効果的だと思います。ありきたりのことを言っても、日々言われ慣れてる彼女達の承認欲求を満たすことはできません（笑
同伴時に連れていくレストランも日本食より、イタリア料理やスペイン料理の方がいいと思います。日本食なんて食べ飽きているでしょうし、日本食レストランに「いかにも」っていうカップルがいると、見ている方が恥ずかしくなります（笑
最近は圧倒的に中国人客が多い店がほとんどで、中国人客の多くは夜の仕事をしている女性を圧倒的に下に見ている人が多いです。下に見られてよく思う人などいないはずです。そこで、彼女達の仕事に少し敬意を払ってあげたり、体の心配をしてあげるだけでも好感度は上がり、他の客との差別化にはなるはずです。
また、プレゼントをすることもいいと思いますが、ブランド物のバックやアクセサリーは避けるべきです。金では中国人にかないませんし、実際あまり効果はありません。それより、最新の美容器具や彼女が使っている化粧品の方が効果的です。カッコつけて気張った物を贈るより、実用的な物の方が逆に差別化になると思います。プレゼントをするタイミングも記念日とかではなく、何でもない日の方が印象に残るはずです。彼女達にとっても、記念日系は稼ぎ時で、忙しいため、適当にあしらわれてしまいます（笑
このような努力を続けていると、好意を持たれ、徐々にこちらのお金の心配をしてくるはずです。こちらから言わない限り、店に来てほしいもあまり言わなくなるはずです。
過去の記事で愛情の量は消費した金の量と書きましたが、彼女達は自分の大切な人と認識すると無駄金は使わせないようにします。無駄金というのは店に払う金や不必要なプレゼントです。
彼女達に関わらず、中国人は自分の「关系」はとても大切にします。「关系」とは家族や親友等、困ったときに助けてくれる人、大事な人のことです。中国では、日本のように困ったときに社会が助けてくれるわけではないため、中国人は自分の近親者をとても大切する傾向があります。
家族レベルになるのは無理でも、金の心配をしてくれるようになれば、「关系」として認識されたサインだと思います。
この段階になれば、少なくとも「お店彼氏」の領域から脱却しているはずなので、相手を疑う必要もなくなりますし、疑心暗鬼も減るはずです（笑
KTV嬢は仕事がやりにくくなることを懸念して、店の客とは本気で付き合おうとは思わないことが多いので、一般女性に比べて、仲良く話せるまでには時間がかからなくても、逆に深い関係になるには時間がかかる傾向にあるため、本気の交際を望むなら、焦らず根気強くがんばる必要があります（笑
最後に、押してばかりではなく、時には引いてみることも大事です。
会いたくても時には我慢が必要です（笑
自分に興味を持っていると思っていた男性からの連絡が急に途絶えたり、あっさりしたやりとりしかなくなると、「あれっ」って思うはずです。交際開始前はお客でもあるため、他の嬢に取られたのではないかと思い、気にするはずです。こちらの好意が伝わる前に距離を取ると、一般客に格下げされるだけなので、タイミングには注意が必要ですが（笑
熱くなって店に通い詰めたり、金で解決を図ろうとしないことです。強引にいこうとすればするほど、向こうのペースに乗せられるだけですし、強引に好意を持ってもらうことなど不可能です（笑
くれぐれも熱くなりすぎて仕事が疎かにならないように気をつけてください（笑
